[Excel]献立作成ソフトを作ろう 第1回 URSの作成

2020年4月1日

Excelを使えるようになるには、習うより慣れろ派です。

という訳で、実務に使えるExcel講座第一弾、Excelで献立作成ソフトを作ります。第二弾はネタがあればやります。

 ユーザー要求仕様

突然ですが、URSを作成します。URSとはUser Requirements Specificationの略で、ユーザー要求仕様(書)と訳します。簡単に言えば、献立表を使う人が献立表に求める機能や性能など(仕様)のことです。一口に献立表といっても、こんな感じで色々あります。献立表を使いたい人が、学校給食や社員食堂などの集団給食に従事している人なのか、病院で糖尿病や腎臓病の方の献立を考える管理栄養士なのか、管理栄養士を目指す学生なのかで、求める機能はそこそこ違います。URSはその目的から、献立表を使う人が作成するものですが、今回は私が管理栄養士を目指す学生さんの気持ちになってURSを作成してみましょう。

まず目的ですが、管理栄養士を目指す学生さんなら、課題で様々なケースの献立を作成する必要がありますので、学校給食でも病院給食でも汎用的に使える献立表が作成出来ると良いでしょう。次に機能仕様を洗い出してみましょう。

  1. レシピ(材料・調理手順)を100件以上登録できること
  2. 登録したレシピは別のレシピの材料として使用できること
  3. 登録したレシピから1週間の献立表が作成できること
  4. 献立表にカロリーと3大栄養素が自動で表示されること

ざっとこんなものでしょうか?実務でのURSはもっと詳細な条件を書きますが、今回は例なので簡単にします。

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