[Excel]AND関数

2019年9月16日

論理

AND関数

すべての引数が TRUE のときに TRUE を返します。

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機能

AND関数は、全ての引数が TRUE の場合に TRUE を返します。

構文

AND (論理式1, [論理式2], …)

引数 説明 引数の指定 既定値
論理式1 必須。TRUE または FALSE に評価できるテスト対象の 1 つ目の条件。 必須 (無し)
[論理式2], … 省略可能。TRUE または FALSE に評価できるテスト対象のその他の条件。条件は最大 255 個まで指定できます。 省略可能 (無し)

解説

解説

AND関数は、引数に任意の数(好きな数)の論理値(TRUE又はFALSE)を指定できます。全ての引数がTRUEならTRUEを返し、それ以外ならFALSEを返します。言い換えると、AND関数は引数に1つでもFALSEを指定するとFALSEを返します。引数に文字列または空白セルを指定した場合、これらの値は無視されます。引数に論理値が含まれていない場合、#VALUE!を返します。

AND関数は論理式(「A1 < 100」又は「A1 = 1」など)を組み合わせるために使用します。そのため、AND関数は多くの場合、IF関数と共に使用されます。論理関数のより詳細な説明は「[Excel] IF関数などの論理関数と仲良くなりたい人向けの話」をご参照下さい。

下記に、AND関数の挙動を示します。

A B
1 TRUE
2 FALSE
3 文字列
数式 戻り値 説明
=AND( TRUE ) TRUE 引数が全てTRUEならTRUEを返します。
=AND( TRUE , TRUE , TRUE ) TRUE 引数が全てTRUEならTRUEを返します。
=AND( FALSE ) FALSE 引数が1つでもFALSEならFALSEを返します。
=AND( TRUE , TRUE , FALSE ) FALSE 引数が1つでもFALSEならFALSEを返します。
=AND( TRUE , FALSE , “文字列" ) #VALUE! 引数に文字列定数を指定した場合、#VALUE!を返します。
=AND( { TRUE , FALSE , “文字列" } ) FALSE 引数で指定した配列の一部に文字列定数が含まれる場合、
文字列は無視されます。
=AND( A1 ,A2 , A3 ) FALSE 引数で指定したセル参照の一部に文字列が含まれる場合、
文字列は無視されます。
=AND( A1:A3 ) FALSE 引数で指定した領域の一部に文字列が含まれる場合、
文字列は無視されます。
=AND( A3 , B3 ) #VALUE! 引数で指定したセル参照の全てが空欄又は文字列の場合、
#VALUE!を返します。
=AND( A3:B3 ) #VALUE! 引数で指定した領域の全てが空欄又は文字列の場合、
#VALUE!を返します。

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Excel関数

Posted by 黒箱