[Excel]CODE関数

2019年9月16日

文字列

CODE関数

テキスト文字列内の先頭文字の数値コードを返します。

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機能

文字列の先頭文字の文字コードを返します。 返されるコードは下記の通り、WindowsとMacintoshで異なります。

システム環境 文字セット
Windows ASCIIコード又はShift_JISコード
Macintosh Macintosh 文字セット

構文

CODE(文字列)

引数 説明 引数の指定 既定値
文字列 先頭文字のコード番号を調べる文字列を指定します。 必須 (無し)

解説

CODE関数は文字列の文字コードを返します。下表に、Windows環境で文字コード(ASCIIコード又はShift_JISコード)を取得した結果を示します。

CODE関数は、何らかの理由で文字コードを取得したい場合に使用します。何らかの理由には色々ありますが、個人的に一番多いのは、CHAR関数を使用するために文字コードを確認したい場合です。その他にも、連続したセルに連番が入力されていることを確認するためにも使用します。

数式 結果 説明
=CODE(“A") 65 文字列"A"の文字コードが「65」であることを意味しています。
=CODE(“B") 66 文字列"B"の文字コードが「66」であることを意味しています。 文字列"B"の文字コードは"A"の文字コードに1を加えた数値です。
=CODE(“C") 67 文字列"C"の文字コードが「67」であることを意味しています。 文字列"C"の文字コードは"B"の文字コードに1を加えた数値です。
=CODE(“Z") 90 文字列"Z"の文字コードが「90」であることを意味しています。 アルファベッドは26文字なので、文字列"Z"の文字コードは"A"の文字コードに25を加えた数値(65+29)になります。
=CODE(“ABC") 65 文字列"ABC"の先頭の文字は"A"なので、文字コードは"A"の「65」となります。
=CODE(“1") 49 文字列"1″の文字コードが「49」であることを意味しています。 文字としての"1″は、コンピューター内では「49」と表現されています。
=CODE(“2") 50 文字列"2″の文字コードが「50」であることを意味しています。 文字列"2″の文字コードは"1″の文字コードに1を加えた数値です。
=CODE(“3") 51 文字列"3″の文字コードが「51」であることを意味しています。 文字列"3″の文字コードは"2″の文字コードに1を加えた数値です。
=CODE(“!") 33 文字列"!"の文字コードが「33」であることを意味しています。
=CODE(“"") 34 文字列"の文字コードが「34」であることを意味しています。
=CODE(“#") 35 文字列"#"の文字コードが「35」であることを意味しています。
=CODE(“あ") 9250 文字列"あ"の文字コードが「9250」であることを意味しています。
=CODE(“ぃ") 9251 文字列"ぃ"の文字コードが「9251」であることを意味しています。 文字列"ぃ"の文字コードは"あ"の文字コードに1を加えた数値です。
=CODE(“い") 9252 文字列"い"の文字コードが「9252」であることを意味しています。 文字列"い"の文字コードは"ぃ"の文字コードに1を加えた数値であり、 “あ"の文字コードに2を加えた数値です。
=CODE(“亜") 12321 文字列"亜"の文字コードが「12321」であることを意味しています。
=CODE(“唖") 12322 文字列"唖"の文字コードが「12322」であることを意味しています。
=CODE(“娃") 12323 文字列"娃"の文字コードが「12323」であることを意味しています。
=CODE(“黑") 38700 文字列"黑"の文字コードが「38700」であることを意味しています。

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Excel関数

Posted by 黒箱